YouTubeで動画投稿を始めるとき、
「ショート動画と普通の動画って、
どっちを多めに出せばいいの?」
と悩んでしまう方、かなり多いです。

普通の動画の方が登録者増えるって言われたりもして…
今回はそんな疑問に答えるべく、
ショート動画と普通動画の違い、
最適な投稿比率と戦略を
段階ごとにわかりやすく整理していきます。
まずは基本をおさらい
✔ ショート動画とは
最大60秒・縦型の短い動画です。
スマホに最適化された
9:16フォーマットで、
YouTubeでは「Shorts」と呼ばれています。
短くサクッと見れるので、
気軽に視聴&拡散されやすいのが特徴です。
✔ 普通の動画(ロング動画)とは
数分〜十数分の長さで、
16:9の横長形式が一般的です。
情報量が多く、
ブランド力や関係性の構築に強いのが魅力。
制作にはやや手間がかかりますが、
その分、深い内容が伝えられます。
まずは「ショート9:普通1」から始めよう
YouTubeを始めたばかりなら、
まずはショート動画を中心に投稿しましょう。
ショートは拡散力が高く、
新規ユーザーの目に留まりやすいため、
最初の認知獲得にぴったりです。
さらに、投稿本数を稼ぎやすいという
メリットもあります。

ショートなら通勤中に投稿できるかも!
この段階では「ショート:普通=9:1」が
もっともおすすめのバランスです。
チャンネルが育ったら比率を逆転させる
登録者が増えてきたら、
普通の動画を中心に切り替えていきましょう。
長尺動画は、
視聴者との関係性を深めたり、
長時間の視聴による価値提供
に向いています。
このフェーズでは、
「普通動画7〜9:ショート動画1〜3」
といった構成がベストです。
後半パートでは、投稿目的やターゲットに応じた
投稿比率の選び方や注意点、
より実践的なアプローチをご紹介します。
投稿比率は「目的」で変わる
「結局どっちをどれくらい出せばいいの?」
という悩みには、
投稿の目的を明確にすることが大切です。
① 認知拡大を狙うならショート中心
バズって拡散されやすいショートは、
まず自分の存在を知ってもらうのに最適です。
アルゴリズムでおすすめ欄に表示されやすく、
初期段階ではとても強力な武器になります。
② 信頼構築・関係維持は普通の動画
チャンネルに何度も訪れてくれる人、
コメントしてくれる人、
そういった“ファン”との関係を深めたいなら、
長尺動画の方が効果的です。

普通動画も見てくれて嬉しかった〜!
③ 収益を意識するなら普通動画多め
YouTubeパートナープログラムでの広告収益、
または企業案件などを目指すなら、
長尺でしっかり構成された動画が求められます。
再生時間やエンゲージメントの高さが、
収益につながりやすいからです。
ターゲット層によっても変わる
視聴者がどんな人なのかによっても、
投稿のバランスは変えていくのがベストです。
ターゲット | おすすめ比率 |
---|---|
10代〜20代中心 | ショート多め(8:2) |
幅広い年齢層 | バランス型(5:5) |
専門性の高い層 | 普通動画多め(2:8) |
制作リソースも現実的に考えよう
やる気だけでは続かないのが投稿生活…。
作業時間や編集スキルを踏まえて、
投稿バランスを無理なく決めていきましょう。
ショートは撮ってすぐ編集できるけど、
長尺は構成や字幕、編集に時間がかかります。
「空いた時間でスマホ編集する日はショート」
「週末はじっくり撮って普通動画」
というような、ライフスタイルに合わせた配分が大切です。
「続けやすさ」も、チャンネルの強さになります。
アルゴリズムの特徴も味方につけよう
YouTubeのおすすめに載るには、
アルゴリズムとの相性も重要です。
それぞれの形式で、拡散されやすい仕組みに
違いがあることを覚えておくと便利です。
✔ ショート動画は“瞬発力”型
ショートは、視聴時間よりも
最初の再生維持率が重視されます。
最初の数秒で離脱されずに、
最後まで見てもらえると、
アルゴリズムが「良い動画」と判断します。
✔ 普通動画は“じっくり型”
ロング動画では、総再生時間・平均視聴維持率・
コメント・高評価などの
エンゲージメント要素が大切です。
そのため、「チャンネルへの信頼感」を育てたいなら、
普通動画をしっかり作る価値があります。

普通動画も見直してくれてる人がいて感激した!
投稿比率を迷ったときのチェックリスト
項目 | ショート中心 | 普通動画中心 |
---|---|---|
認知拡大 | ◎ とても効果的 | △ 時間がかかる |
ファンとの関係 | △ 浅くなりやすい | ◎ 深く構築できる |
作業コスト | ◎ 短くて済む | △ 時間がかかる |
まとめ
はじめの一歩はショート動画!
バズりやすく、認知獲得に向いています。
チャンネルが育ってきたら、
普通動画に力を入れてファンの信頼を得ましょう。
最終的には「ショート×普通」をうまく組み合わせて、
自分のスタイルに合った発信方法を見つけるのがベストです。
最初は「ショート9:普通1」、
後半は「普通7:ショート3」が目安です。
無理のない範囲でコツコツ続けて、
あなたらしい発信を育てていきましょう!